英語ペラペラの近道は、実際にネイティブたちの会話に登場する「フレーズ」を覚えてしまうことです。今回のネイティブフレーズはこれ!
句動詞 account for のコア・イメージは2つ!
ネイティブ感覚だとコアイメージは2つだけ。1つ目がこちらです。よく受験英語に出てくるのがこちらの意味になります。
①~の割合を占める、~から成る、~を構成する。
「割合を占める」の『account for』 の例文を見てみよう!
「This product will account for 70 percent of this company's revenue by 2022.」
『2022年までにこの会社の収入の70%が、この製品の収入で占められるるだろう。』
辞書を見ると、①の意味以外で「申し開きをする」「殺す」「撃墜する」「動作不能にする」「消息を知っている」などがあります。でもネイティブ感覚は違います。ネイティブのコアイメージの2つめがこちら。
②解決する、終わらせる。
文脈に応じて、「説明をして解決する⇒申し開きをする」「人を殺害して解決する⇒殺す」「危険な飛行機を取り除いて解決する⇒撃墜する」「危険な装置を止めて解決する⇒動作不能にする」「情報を集めて解決する⇒消息を知っている」と訳し分けているだけです。
ネイティブ感覚は「解決して終わらせる」これだけです。簡単ですね。
「解決する」の『account for』 の例文を見てみよう!
「The key is to kick at an angle to account for the slope.」
『カギは、あの斜面を解決するために斜めにキックすることなの。』
出展:Amazonのオリジナルドラマ「キックス」より
「All the terrorists were accounted for.」
すべてのテロリストは、解決された。すなわち、例えばそれまでの文脈から、アメリカのCIAが、テロリストの脅威を取り除いて解決したと読めれば、『すべてのテロリストは殺害された』と訳せるわけです。