英語ペラペラの近道は、実際にネイティブたちの会話に登場する「フレーズ」を覚えてしまうことです。今回のネイティブフレーズはこれ!

今回は、英語のフレーズ『way to go』の意味と使い方を学びましょう。
way to go.『よくやった!おめでとう!お疲れさま!』
way to goは、もともと60年代のアメリカで、スポーツ選手に対して使われていたことばで『That's the way to go!』の略です。
最近のアメリカのポップカルチャーの中で、これを使う人がどんどん増えてきています。ですから、フォーマルで上品な表現ではありませんので、使う場所には注意してください。
good job、you did great、good on you などと同じ意味で、『よくやった!おめでとう!でかした!』といった意味をもっています。何かを成し遂げた人への、ねぎらいや誉め言葉、励ましたいときの言葉になります。英語でストレートに言えば、Congratulations!です。
Good work, guys! Way to go!
『みんな、よくやった。おめでとう。』
I heard you girls won the contest. Way to go!
『あなたたち、コンテストで勝ったんだって。おめでとう!』
Way to go to class! Everyone passed the exam.
『やったな、みんな!全員試験に合格したぞ!』
※アメリカのTVシリーズ『フラッシュ』
(2014) SEASON 1, EPISODE 1 - PILOTより主人公のバリーが小さい頃の話。バリーがいじめっ子たちとケンカをして帰ってきました。
お母さんがバリーから事情を聞いていたら、お父さんが帰ってきました。お父さん:Hello. I'm home.
『ただいま。』お母さん:Barry got into a fight. And he won.
『バリーったら、ケンかをしたのよ。そして勝ったのよ。』お父さん:Ah, way to go, slugger. Oh, and uh, no more fighting.
『えっ、でかした!チャンピオン!あっ、いや、ケンカはいかんぞ。』
※slugger(野球のスラッガー、強打者、チャンピオンといった意味)
皮肉表現のWay to goもあります!『やってくれたね』

誰かが失敗した相手に向かって、皮肉をこめて暗いトーンで言うと、「やってくれたな」「やっちまったな」といった意味にもなります。
友達にバイクを貸したら、転んでバイクがボロボロ。そのバイクを見て、
A: Way to go.『やってくれたね。』
B: I'm so sorry. 『本当にごめんなさい。』

Did you forget to bring his birthday present? Way to go.
『彼の誕生日プレゼント忘れちゃったの?やっちゃったね。』なんて言われたくないですね。
